梅雨の時期には珍しく湿気の無いさわやかな風の吹く準決勝・決勝戦に相応しいお天気となりました。前半、準決勝戦では①組目の蜂谷和也選手(5)VS鈴木千恵子選手(8)と②組目の久保田政美選手(13)VS宮野力一選手(6)が決勝戦に向けてスタートを開始しました。①組目の蜂谷・鈴木選手組は、16番ショートホールがドミーホールとなり蜂谷選手が左グリーンエッジ付近につけた長いロングパットを沈め勝利をものにしました。17番ティグランド側で見守る奥様の「入れ!」の声援が勝利を導きました。
②組目の久保田・宮野選手組は、ドミーホールとなった17番ハンデホールでパーセーブを死守した宮野選手の健闘を抑え、快心のパットでハンデパーをセーブした久保田選手が勝利をもぎ取りました。鈴木選手は、昨年の北尾たず子選手に引き続き女子選手優勝に期待が待たれましたが、快進撃の蜂谷選手のパワーには健闘むなしく敗退を余儀なくされました。宮野選手もパットに苦しみながらも大奮闘をしましたが、久保田選手の好調な波とハンデには勝てなかったようです。今年も男女混合の理事長杯には、数々のドラマが生まれましたが、4人の選手は緊張の中にも競技に充実を感じていたようです。
蜂谷選手は、優勝のコメントで予選の中山修定選手(4)と金元大典選手(10)とは壮絶なマッチプレーを展開した模様です。いずれにせよ、心技体が充実した蜂谷選手が優勝戦に駒を進めた久保田選手を13番ショートホールで(6-5)の成績で勝利の栄冠に輝きました。4選手の健闘を讃え理事長杯の奮戦に敬意と賞賛の拍手をお贈り致します!
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